この記事では著書「影響力の武器」に登場する【返報性の法則】について
私の意見も交えて紹介しています。
我が家は休日に家族でショッピングモールへ行くことが多くあります。
子供はたくさんの人や美味しい食べ物にテンションが上がっています。
「ねえねえお昼、ここにしよ!?」
そんな会話をしながら服や雑貨を見ながら時間を過ごしています。
さて昼食も終わり店内をぶらぶらしていると、ふとあるものが目に入りました。
多くの輸入食材が売っているお店「カルディ」です。
ショッピングモールに大体入っていますよね
私は品数の多さが好きで見かけたら、特に用がなくても入ってしまいます。
その時に入り口で「コーヒー」を無料で配っている事がありますよね。
あれがまた食後には美味しいんです!
コーヒーを飲みながら店内をうろうろ品定め中。
「あっこれ美味しそう」
「これも気になる」
こんな風に気づいたら
「買う予定じゃないのに商品を購入してしまった」
こんな経験をした方多いんじゃないでしょうか?
なぜ、買う予定のないものを購入してしまったのか?
その理由は知らないうちに【返報性の法則】の影響を受けていたからです。
この記事で書いている【返報性の法則】について知ることで
【返報性の法則】から身を守ることが出来ます!
では、そんな私が紹介する【返報性の法則】について次から
詳しく説明していきます。
ぜひ最後までお読み頂ければより理解しやすいと思います。
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日経新聞、女性ファッション雑誌といった数多くのマスコミにも掲載。
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返報性の法則とは?

そもそも返報性の法則ってなによ?
って疑問にお答えします。
返報性の法則とは
相手から何かしてもらったら、自分も何かお返しをしなければならないと感じる事
つまり、ギブ&テイクです。
実はこの返報性の法則は「影響力の武器」の中で最強の武器だと言われています。
その理由はこの法則が人間社会と密接な関係だからです。
私達は小さい頃から
「人から優しくされたらお礼をしなさい」そう教えられてきました。
それが社会のルールであり、そのルールを破ると社会で生きづらくなるからです。
「恩知らず」と思われたまま生きるのは心が苦しくてしんどいですよね。
それを避けるために私達は【返報性の法則】を自然と守っています。
この法則は私たちと密接な関係にあるので、理解していれば怖くありません。
しかし、理解していないとこの法則から影響を受ける事が多くあります。
今回の記事は書籍「影響力の武器」で紹介されていた
【返報性の法則】について私見を交えて書いています。
より詳しく理解したい方は書籍を読むこともをお勧めします。
影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]次は私たちの身近にある【返報性の法則】について書いていきます。
身近にある返報性の法則

ここからは私たちの身近にある【返報性の法則】についていくつか例を書いていきます。
- スーパーの試食・試供品
- 携帯ショップなどの風船や抽選会
- SNSでのコメントやいいねへのレスポンス
- 保険屋から貰う手土産
- 職場でもらう義理チョコ
① スーパの試食・試供品

スーパーに行くとなんだか良い匂いが
「おひとついかがですか?」
そう販売員の方から勧められ食べてしまった。
「お味はどうでしたか?」
「あー美味しいですね。(別に欲しくないけど…)」
この時、本当は欲しくないのに買わないと悪い気がする…。
多くの人がこんな心理状態になります。
試供品も同じでドラックストア等でよく見かけます。
「こちら新商品で〜よければ試してください」
これも試食と同じ【返報性の法則】の力によるものです。
② 携帯ショップなどの風船や抽選会

ショッピングモールをうろうろしていると
必ずと言っていいほどスマホや水等の客引きをしている光景を見ます。
彼らは家族連れの子供をターゲットにしています。
子供が好きそうな「風船」や「抽選会」なんかを餌にその家族とコンタクトします。
もし、子供がその風船や抽選会の餌に食らいつくと
親としては「もらってしまったし、まぁ話くらいなら」
こう感じてしまう人が多いわけです。
そして気づけば、要らない物や契約をしていた…なんて事になりかねません。
③ SNSのコメント・いいねへのレス

SNSをしているとコメントやいいねを貰うことがありますよね。
相手からそういった反応を貰うと、自分もいいねなどで反応してしまうのが普通だ!
こう感じる人が多いです。(自分もそうです)
もし、いいね等を返さなければ、そのユーザーは自分の事を嫌いになるかもと感じます。
「いいね」をもらったのに返さないなんて、自分は礼儀知らずだ!
こう感じる方も多いです。
(決していいね返しを推奨しているわけではありません)
(自分もしない時だってあります。)
④ 保険屋から貰う手土産

勤め先の話ですが、昼休みに食堂の前で保険の営業マンがアメを配っています。
これを受け取ると、「ちょっとこのアンケートにご協力頂けますか?」
とはじまってしまう。アメ食べてるし断りづらい。
また、たまに契約更新や変更などで保険屋の営業マンが家に来ることがあります。
そのときに洗剤やお菓子などのちょっとした物を頂くことがあります。
これによりこちらが「相手に何かしてあげなくては」と心理的に感じる状態になります。
そして、気づけば不要な保険の契約や保険料の増額なんかをしてしまうわけです。
保険に詳しくない人が多いので効果は十分すぎる程あります。
⑤ 職場でもらう義理チョコ

2月中旬
全国の職場であるイベントが発生する。そう「バレンタインデー」です。
そのほとんどが義理チョコなのですが、受け取るとその1ヶ月後にはお返しをする必要があります。
そう「ホワイトデー」です。
貰ったのは安めのチョコが多いですが
いざお返しとなると貰った額の何倍ものお返しをする男性がほとんどでしょう。
その理由は
- 貰ったから返さないと
- あまり安すぎるとケチって思われるかも
- あげないと職場で仕事がしづらくなる
と返す物を選ぶ理由は人それぞれですが
多くの人が貰った金額よりも高い金額の物をお返しする傾向にありあます。
このように私たちと【返報性の法則】は密接な関係にあります。
上記の例はあくまで一部です。
私たちの周りにはこの法則によるものが多く存在しています。
ではどうすればその法則に対処できるのか?
それを次に書いています。
返報性の法則に対処するには?

結論は最初の親切は受け取るが、その後は厚意か罠かを見極める
もし最初から「厚意を受け取らない」だと孤立してしまいますよね。
もしかしたら、相手は優しさや厚意であなたに何かを贈ったかもしれないです。
そこで、最初から拒否する方法でなく
その後を見極めて対処をしましょう。
少し、難しく感じるかもですが
相手の目的を考えて「厚意」か「罠」かを見極めましょう。
厚意だった場合は自分も厚意でお返しをしたらいいと思いますし
罠だった場合はわざわざこちらが厚意でお返しする必要はありません。
これを理解することで【返報性の法則】に惑わされずに済みます。
親しい友人からのプレゼントなら厚意だと思いますが
ショッピングモールで出会う販売員がわざわざ親切にしてくるなんて
何か目的があるからに他ならないですよね。
この事をよく理解して惑わされないように心がけましょう!
まとめ

ここまで返報性の法則について身近な例やその対処法をお伝えしてきました。
返報性の法則について知ることで、対処法や逆に利用したりも可能です。
利用方法によっては善にも悪にもなりうる強力な武器です。
相手から何かしてもらったら、自分も何かお返しをしなければならないと感じる事
ギブ&テイクの関係
- スーパーの試食・試供品
- 携帯ショップなどの風船や抽選会
- SNSでのコメントやいいねへのレスポンス
- 保険屋から貰う手土産
- 職場でもらう義理チョコ
これらはあくまでも一部です。
世の中には数え切れないくらいの返報性があります。
最初の親切は受け取るが、その後は厚意か罠かを見極める
最初から拒否をしてしまうと、孤立してしまいます。
受けた恩が「厚意」か「罠」かを見極めることで【返報性の法則】
に惑わされずに済みます。
より詳しく知りたい方は書籍の購入をオススメします。
今回紹介した【返報性の法則】以外にも知っておくべき情報がたくさんあります。
影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を読んでくれた方のお役に少しでも慣れたら幸いです。
正しい知識を身につけることで自分の身を守りましょう!
おわり