この記事では「影響力の武器」で紹介されている
「好意」について紹介しています。
この記事を読めばこんな事がわかります
- 好意の影響力について
- 好意の種類
- 好意を感じてもらう方法
人は自分との共通点が多かったり
魅力的な人に好意を持ちやすいと本では書かれています。
- 外観的・精神的に魅力のある人を好む
- 自分と似ている人を好む
- 共感や親しみを感じれば好意が生まれやすい
- 連合の影響
例えばですが
あなたは会社の昼休み中です。
昼食も終わり、残りの時間を仮眠しようと休憩室に向かって歩いていました。
そこにいきなり保険の男性営業マン(50代位)がやってきて
「ちょっと保険のお話いいですか?」って声を掛けてきます。
この場合、多くの男性は「鬱陶しい」や「めんどくさい」って思うはずです。
ではこちらのような女性が同じように声を掛けてきたらどうでしょうか?
「ちょっと保険のお話いいですか?」

どうでしょうか?
先程の男性とは違う反応をする方が多いかと思います。
少なくとも「鬱陶しい・めんどくさい」って気持ちは無くなるか小さくなります。
このように男性は、相手が美人だったら相手の要求を飲みやすくなります。
つまり「容姿が魅力的な人は相手から好意を持たれやすい」ってことです。
この記事で紹介している「好意の影響力」について学ぶことで
日常生活で応用できたり、なにかと便利です。
この記事では気軽に「影響力の武器」の事を
知ってもらうために要点をまとめて解説しています。
なので物足りない方やもっと詳しく知りたいって方は書籍の方がお勧めです。
僕も最初は他のブロガーさんの紹介記事を読んで
面白そうだなと興味を持ったので書籍を買いました。
では次からより詳しく「好意」について伝えていきます。

影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]
人が好意を感じるとき

人が好意を感じる瞬間って色々あります。
例えば冒頭で紹介した「美人の保険営業員」などです。
人が好意を感じるのは大きく分けて3種類あります。
- 外観・精神的に魅力がある人
- 類似性
- 連合
ではそれぞれ解説していきます。
外観・精神的に魅力がある人
まず外観的魅力のある人から
外観的魅力のある人とそうじゃない人を比べるとこんな感じになります。
僕は「そうじゃない部類」になるのですが、ここでいう比較とは
「そうじゃない部類」がダメで「外観的魅力がある人」が優れているとかじゃないのでご理解ください。
「色々な場面で徳をしやすいね」ってことを伝えています。
こんな風に「外観的魅力がある人」は相手から好意を持たれやすいことがわかります。
ん〜単純に羨ましいです笑
この事は書籍でも紹介されていて、様々な実験でデータが実証されています。
昔を思い出すと
「同級生のイケメンは色々と徳をしていたし」
「可愛い女子は他校からも人気だった」
なるほどー。
全て好意の影響力だったのか…と気づいた28歳の僕。

もうね…
イケメン
にはこう!(ズボッ)
実際にしたらダメですよ笑
次は精神的魅力のある人についてです。
- 知的で冷静な人
- 安心感がある人
- 向上心を持っている人
こんな感じの特徴があります。
じゃあどんな時にこの精神的魅力を感じるのかを伝えます。
例えばですけど
あなたは男女4人のグループでキャンプに行きました。
作業中に1人の女性が転んでケガをしました。
その時の行動であなたから精神的魅力を感じます。
こんな行動です。
- 傷口の手当
- 本人に温かい言葉を掛けて落ち着かせる
- 怪我の具合によっては病院へ行く
すると周りは
「トラブル時でも落ち着いて行動できる人」
「安心感がある人」
みたいに好意を感じます。
まぁこれはあくまでも一例ですので参考までに。
目の前で誰かが困っていたらおそらくほとんどの人は、助けたり心配したりすると思います。
なので精神的魅力がないって方はあまりいないと思います。
次は「類似性」について解説していきます。
類似性

類似性がどのように好意と関係してくるかというと
自分と共通点が多かったり、より深い共通点などがあると親しみを感じて仲良くなります。
例えば合コンや飲み会などの場面では
お互いが初対面でも相手との共通点があるだけで話がはずみます。
- 出身地が同じ
- 趣味が同じ
- 過去に似た体験をしている
- 実は共通の知り合いがいた
など、共通点の多さや深さによって親しみは変わってきますが
自分と同じ趣味や体験をした人には好意の影響力が働くことがわかります。
次は「連合」について解説していきます。
連合

連合がどのように好意と関係するかというと
よくCMなどで美人・イケメンや人気芸人などが出演していますよね。
これは彼らの人気を利用して自社製品・サービスがいいものだと視聴者に思ってもらうようにしているからです。
連合には「異なる二つを関連づける性質がある」と書籍でも紹介しています。
つまり連合にはこのような効果があります。
「自分が好きなものと関連しているものにも同じような好意を抱く」
たとえ、あなたがその商品やサービスを好きでなくても、好きな人が関連するだけで
その商品やサービスに対して好意を持ってしまうって面白い性質ですよね。
「影響力の武器」の中でいちばん面白い性質だなと思います。
また「連合」がマイナスに働く場合もあります。
よく熱狂的なサポーターが度々問題になることがあります。
例えば
自分の応援しているサッカークラブが試合に勝てば
「まるで自分が勝ったかのような気分になり」
より強く自分とサッカークラブを結びつけようとします。
もし試合に負ければ
「彼らは…ダメだな」「なんだあいつは!」
と自分とサッカークラブを切り離して考えてしまいます。
これにより、ひどい場合には熱狂的なサポーターが
クラブ関係者や選手に対して、攻撃や嫌がらせをしてしまうことがあるようです。
好意の影響力が悪く働くと少し怖いですね。
次は相手から好意を得やすくなる方法を伝えます。
相手に好意を感じて貰えるようにする方法

今から紹介するのはあくまでもちょっとしたテクニックだと思ってください。
好意を感じてもらうために必要なことは
- 外観的・精神的魅力がある
- 相手との共通点がある
- 連合の力
ひとつ具体例をあげます。
あなたは新人営業マンで、今から先輩と営業まわりをします。
営業先の担当者と仲良くなる為に
これらの事を意識した方が仲良くなれる可能性が高くなります。
- 清潔な見た目(外観的魅力)
- 話しやすい雰囲気(精神的魅力)
- 相手の好きな事を知る(共通点)
- もし機会があれば食事に行く(接触効果で親密性が上がる)
- 相手と似たような行動を意識する(ハロー効果)
必ずって事はないですが意識すると
良好な関係が築けて仕事をしやすくなります!
まとめ

- 外観的・精神的に魅力のある人を好む
- 自分と似ている人を好む
- 共感や親しみを感じれば好意が生まれやすい
- 連合の影響
人が好意を感じてしまう瞬間は大きく分けて3種類あります。
- 外観的・精神的魅力がある人
- 自分と似ている人(類似性)
- 自分の好きな人と関連あるもの(連合)
外観的魅力がいい人はそうじゃない人と比べて
徳をしやすい事が様々なデータで実証されています。
書籍で紹介された影響力の中で僕は「好意の影響力」って面白いな〜って思いました。
その理由はシンプルだからです。
- 「見た目がタイプだから好き」
- 「考えてること一緒」
- 「あいつといると楽しい」
みたいに僕達は、ほぼ無意識で好意に反応しているからです。
この記事で伝えている内容は気軽に「影響力の武器」の事を
知ってもらうために要点をまとめて解説しています。
他にも書籍には様々な影響力が書かれています。
なので物足りない方やもっと詳しく知りたいって方は書籍の方がお勧めです。

影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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